第四回 課題本 「他者と働く -「わかりあえなさ」から始める組織論 -/ 宇田川 元一」
開催日: 2020年5月9日(土)
参加人数: 5名
課題本: 他者と働く -「わかりあえなさ」から始める組織論 - / 宇田川 元一
前回の第三回からCOVID-19の影響により大分期間があきましたが、今回が初めてオンラインにて読書会を開催いたしました。新規のご参加者様1名を追加して、計5名での開催となりました。
今回、オンライン読書会の開催にあたり、通常奥池袋読書会では課題本の読了を必須とはしておりませんが、今回は必須とさせていただきました。
皆が楽しく参加できるようにオンライン会議のルールはいくつか先に設定させていただきましたが、それ以外はオフラインの読書会とは変わらずな進行で進めさせていただきました。
今回の課題本は、企業で働いたことがある参加者には実際に体験したようなシーンも数多く実例として上がっており、感想を言い合う中でお互いの経験などに言及するシーンもありました。
特に面白いと感じたのが、課題本の中で紹介されているナラティブ・アプローチは、医療現場の人間が必ず最初に学ぶ「接遇」と同一であるという話題が出たことです。
今回の参加者5名のうち3名が医療と関わりのあるメンバーだったこともあり、実際どういうアプローチをしているのかという実体験をベースとした話ができたことが、この本で書かれているナラティブ・アプローチを理解するのに一役買ったように感じました。
以下は、参加者の感想です。
たなやん
「医療現場で聞いていた患者さんの世界に入るんだよと言われていたことが、実はこのナラティブ・アプローチだったんだなと発見できたことが収穫だった。この方法は対・患者さんだけだと思っていたが、この本を読んでスタッフ間のやり取りにもこのアプローチを試してみようと思った。」
かくちゃん
「<近日更新予定>」
初めてオンラインの読書会に挑戦してみて、メンバーからはオフライン読書会を切望する声や、オンラインとオフラインを比較しての違いを痛感したなどの感想を頂戴しました。もちろんオフライン読書会の良さはたくさんありますが、オンラインだからこそできることや、オンラインのメリットというのはあると思います。
今後も奥池袋読書会ではオンラインでの開催を検討しておりますので、もしご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、「参加希望・お問い合わせ」よりご連絡を宜しくお願い致します。